春色の「サルトリイバラ」



薮の中にひっそりと咲くサルトリイバラ。


枝のトゲはカギ状で鋭い。
これが実に困る。
知らずに手を伸ばすとケガをする。


サルトリイバラ(猿捕茨)という名の由来か。







これは、雌花。


淡い春の色をしている。

つるをくるくる伸ばして、どこにも巻きつく。







こちらは、雄花。


反り返った花びらが6枚。

6本のオシベの先が白く光っている。


茎は固く強く、引き抜くのが難しい。
その上、繁殖力はすごい。


秋になるとピカピカの真っ赤な実がつくのが楽しみ。