那須の花
遠い林と手前の畑のあいだを一本の黄色いスジが横切る。これが、菜の花畑。 道の駅「明治の森・黒磯」の「ハンナガーデン」は、いま菜の花が見頃。 山村暮鳥を思い出す。 いちめんのなのはな いちめんのなのはな いちめんのなのはな いちめんのなのはな いち…
霞む山。 若葉の季節。 ヤエザクラと芝生。 余笹川ふれあい公園。
那珂川沿いの土手にある桜並木。 手前がソメイヨシノのピンク色で、途中から白い桜に変わる。 公園の東側はユキヤナギが満開。 向こうに桜並木。 大池の周りにシダレザクラ、ユキヤナギ、木々の若芽が春を告げる。 (1週間ほど前のようす) 那珂川河畔公園 …
「友愛の森」の桜は満開に近い。 今日はよく晴れて那須連山もきれい。 茶臼岳の残雪は、例年より少ない感じだ。
那須高原のどこにもここにも、ススキの穂が目立ってきた。 部屋に飾るのもいい。 しかし、やはり野に置け……か。 紅葉をバックにすると、穂の光がわかる。 おまけのハロウィン。
アケビ。 林の奥に隠れていたアケビ発見! 紫色が映える。 ぱっくり割れるとすぐに虫が寄ってくる。 いそいで食べよう。 ウーン、とってもあま〜〜い!
ガマズミの実の実る頃。 林の奥から「ここよ、ここよ」と赤い実をのぞかせる。 ガマズミのそのまた奥には、ヤマボウシが手招きしている。 ヤマボウシの実は甘い。鳥がつついて半欠けになった。 今年は、いつもの年に比べて、実の残る率が多い気がする。どの…
オミナエシ。 この色が秋の野に映える。 においはイマイチ。 虫が近寄らないと聞いたことがある。虫除けになるかな。 ヒメシャジン。 野原に吊られた、シャンデリア。 夜になると明かりが灯り、舞踏会が始まる。
フジバカマ。 まるでイソギンチャクの触手。 秋の野に咲きたる花を指折りかき数ふれば七草の花 萩の花、尾花、葛花、撫子の花、女郎花また藤袴、朝貌の花 万葉集 山上憶良
道の駅「明治の森・黒磯」ハンナガーデン ヒマワリ畑は、見頃。 みんな同じ向きに並ぶ。 撮影最適スポットの展望台から旧青木家那須別邸方向。 青木邸とヒマワリの鮮やかな色合い。 バリ島のケチャのような中心部。 手のひらが芯に向かって重なり合う。 まわ…
コバギボウシの蕾 「ギボウシ」は漢字で書くと「擬宝珠」。擬宝珠は、橋や寺の欄干や手すりの頭につける飾り。ひとつひとつの蕾を見ると、真ん中でふくらんで先に向かって尖っている。 ま、似てないこともないか・・・。
今季、初のコバギボウシ開く。 はなびらの紫色の縦線が鮮やか。 次々に下から開く。 花瓶に挿すときは、一日花だから毎日花殻摘みをすれば長持ちする。
赤松をバックに、ガクアジサイ。 赤松林の根元には、今年もユリが育っている。まもなく咲き始めそう。 ユリの向こうにはアジサイの縁取りが見える。
梅雨らしい日。 しっかり湿った空気に、那須街道のアジサイが色づいている。 まだ花房が小さい。 だんだんたわわになり、街道の両側を縁取っていくのが楽しみ。
イヌコリヤナギ。 実が裂けて白い綿毛つきの種が出て来た。 綿毛の力で、遠くへ種を運ぶことができる。 もあもあの毛がいっぱい。綿の中に種が見える。 イヌコリヤナギ(犬行李柳)の名前の由来。 「コリヤナギ」は、枝を利用して柳行李(やなぎごおり)が作…
ついこの間まで、街道の両側はヤマツツジの紅色が鮮やかだった。 いま那須街道は、若緑に染まるトンネルに変わっている。
「ナスヒオウギアヤメ」 昨日からの雨の雫が残り、鮮やかな色合い。 場所は、広谷地と池田交差点を結ぶ道沿い。 池田地区地域づくり委員会が休耕田に育てている。 葉に波のようなうねりがある。 環境省レッドデータブック絶滅危惧種になっている。 去年に比…
ヤマフジ。 ほかの木に巻きついてどんどん高みまで登る。まるでクリスマスツリーのようだ。 ことしはヤマフジの当たり年らしい。 去年には見られなかったくらいあちこちで見かける。
東北本線のガード下から見るツツジの土手。 白色が先に咲くから、今は白が目立つ。 手入れがよくされていて、美しい。
これは何でしょう? レントゲン写真のような。 じつは……。 答え「ヤマユリの実」 ヤマユリは、花の数だけ実をつける。たくさんの種は落ちてしまって、もう中は、からっぽ。
つつじ大橋に向かう、ヤマツツジの小径。 ドウダンツツジは咲いているのもあった。 サラサドウダンは、まだ小さい蕾だった。 ヤシオツツジ。 ヤマツツジの朱色が大勢を占めるなかで、ヤシオツツジの濃い紫は己の存在を強調している。 まもなく八幡平は、ヤマ…
コスモスの原も好き。キバナコスモスの原も好き。 「キ(黄)バナ」コスモスという名前がついているが、どっちかといえば「オレンジ」のイメージが強い。 普通のコスモスよりずっと早く花が開く。 花びらに見える部分は「舌状花」で、オシベ・メシベがない花…
「ヌルデ」 花の後の実が育っている。 ボンヤリしていたら、目の隅に黄色が飛んだ。 何かと思ったらヌルデの葉。 夏の盛りから、ハラハラと散る。 黄色や赤に染まってきれい。
「コオニユリ」 夏の終わりの観覧車。 まわるまわるよ 時代はまわる 別れと出会いを繰り返し 今日は倒れた旅人たちも 生まれ変わって歩き出すよ 「時代」中島みゆき
オトギリソウ 「弟切草」と聞くだけでちょっとコワ〜イ気持ちになる。 弟を兄が切ったという伝説があるそうだ。 花は控えめに爽やか。血止めの効力もある薬草。 ハギ えっ! もう! そう、高原の夏は短い。 萩は、秋の季語か。
? ? [ロックガーデンのようす] 南ヶ丘牧場では、山草のために排水を工夫したそうだ。 地元産の荒い軽石の礫を盛り上げ、伝統的な石組みではなく高山のお花畑そのもののような石の配置をつくった、とのこと。 以前に来たときより雑草などの手入れもよく、き…
「メアカンキンバイ」 「コウリンタンポポ」 北海道で、群生しているのを見たことがある。 「カモミール」 有名な薬草。お湯を注いでハーブティーにも。 「アイスプラント」 食べたことがある。 皮に塩味がついているから、ドレッシングなしで食べられる。 …
「アケボノフウロ」 ギザギザに裂けた葉に特徴がある。 「チシマフウロ」 「グミ」 「コアジサイ」 アジサイに比べ、ひそやかな花。 「ギンロバイ」 黄色い花の「キ」ンロバイ、白い花の「ギ」ンロバイ。 「シモツケソウ」 シモツケソウという名前は、下野国…
南ヶ丘牧場「ロックガーデン」入口は、喫茶「こまくさ」の中にある。 入場料250円。 「メコノプシス・グランディス」 ヒマラヤの青いケシと呼ばれる。 ヒマラヤ高地3000〜4000mの場所、6〜7月に青い大輪の花を咲かせる。 もうすぐ、ケシの季節が終わる。 「…
ヤマツツジがまだ少し残っている。 木道は歩きやすい。 下をみていても、花の在処がわかる。 落ちたサラサドウダンの花がぎっしり並ぶ木道。 サラサドウダンツツジを漢字変換すると「更紗灯台躑躅」となる。 この花によく似合っている。 見上げるとホウノキ…