那須の花

 「ヤマボウシ」が話している…

わたしはここ! ここにいます! 林のなかからヤマボウシの声。 緑の丸い頭をした法師の肩に、白い布がかかり体中を覆う。 隣の花とも仲よさそう。花言葉は「友情」だそうな。

 樹の白い花はヤマボウシ

いま那須の樹に白い花が咲いていれば、高い確率で「ヤマボウシ」の花。 といってもいいくらい。 他の樹に混じって目立たなかったのに、突然、「ヤマボウシ」という大きな名札をつけたようだ。

 八幡のツツジは見頃です! <4>(おわり)

茶臼岳は標高1,915m。 噴火口を伴う山頂部は栃木県那須郡那須町にあるが、その裾野は那須塩原市や福島県西白河郡西郷村にまで及ぶ。 那須の山々は茶臼岳の山裾に乗っていると云ってよい。(ウィキペディア) 雲が不思議な形に広がる。 ズミ。 栃木県立なす高…

 八幡のツツジは見頃です! <3>

ヤマツツジが燃えているようだ。 ツツジの足元にはムラサキケマンの花がひっそりと開く。 見あげれば、ロープウェイ山頂駅。 まだ少し雪が残る。 (つづく)

 八幡のツツジは見頃です! <2>

ヤシオツツジとヤマツツジ。 ヤシオツツジは栃木県の県花。 青空に向かって手を伸ばす。 ヤシオツツジには、アカヤシオ・シロヤシオ・ムラサキヤシオなどがある。 新緑に囲まれた茶臼岳山頂。 (つづく)

 八幡のツツジは見頃です! <1>

整備された木道を歩く。 ヤシオツツジの紫が青い空に映える。 右に左にツツジが現れる。 天気は最高! 茶臼岳はツツジの衣装を纏って、ご機嫌うるわしく。 (つづく)

 ヤマツツジとレンゲツツジ

ヤマツツジ。 このこは今日が一番盛り。 レンゲツツジ。 花が放射状に並ぶ。 お釈迦様の座る蓮華に似ているからレンゲツツジ。 レンゲツツジ。 ヤマツツジを追いかけるように開く。 とても華やか。 しかし、有毒。 花にも葉にも根にも毒があるそうだ。 花の…

 ♩ツリガネニンジン ♫ ワレモコウ♬

ツリガネニンジン。 ベルの形がかわいい。 ワレモコウ。 朝の光に “おはよう!” 小さいころ母が言った。 「ワレモコウの花は、目立たない色だけど、赤いのよ。『我も紅なり』ってね」

 アケビにとっても寒い夏

アケビ 今年は雨が多く、過ぎてみれば低温の夏だったと思う。 アケビの実が大きくなってきた。 しかし、例年に比べるとまだまだ育ちがよくない。 農作物もそうなのだろう。野菜が高い高い。

 ひまわり畑 道の駅「明治の森・黒磯」

道の駅「明治の森・黒磯」青木家那須別邸 木造2階建ての洋風建築は、松ヶ崎萬長が設計。 外壁は蔦型の人造スレート。 造り出す影が美しい。 建物案内図 1888(明治21)年、建築。 明治42年大規模増築工事。 平成10年、復元工事。 平成11年、国の重要文化財に…

 「高林坊」の香る蕎麦

「農村レストラン高林坊」 食べながら見るこの景色がすばらしい。 「もりそば」 ちょっとした小皿が付く。 「ぶっかけそば」 そばゼリー付き。 自ら栽培し自家製粉し手打ちしている。 香りよく、いつ来てもおいしい。 裏のそば畑 那須の山をバックにそばの花…

 ユリ開く

那須街道のアジサイが咲き始めた。 もう少したてば、もっと賑やかな通りになる。 赤松林に入れば、ほら、ユリが開いた。 大輪の花がそこここに! 夏休みが目の前。

 赤松林は百合の準備

那須街道赤松林「森林浴1万歩の森」のようす。 百合の茎がツンツン立っている。 大きい百合の蕾はこれくらいに育っている。 木の間隠れに那珂川河川公園が見える。 緑の色合いが美しい。 この葉はなに・・・? 花の蕾はこれ。 ネット検索ではわからなかった…

 「半夏生」の季節です!

ハンゲショウ・半夏生 緑の葉のなかに突然「白」が出現する。日に当たって光っているのか、それともヤマボウシの花か。 側に寄ったら「ハンゲショウ!」だった。 ウィキペディアによると、「夏至から数えて11日目」に「半夏生」という農作業の節目があり、現…

 「シャクナゲ」王様!

シャクナゲは「花木の王様」と呼ばれているらしい。 ツツジ科ツツジ属だから、ツツジの花によく似ている。 しかし、遠くから見ても、花の大きさが違う。 そして、花の態度が違う。 堂々として凛としている。

 春色の「サルトリイバラ」

薮の中にひっそりと咲くサルトリイバラ。 枝のトゲはカギ状で鋭い。 これが実に困る。 知らずに手を伸ばすとケガをする。 サルトリイバラ(猿捕茨)という名の由来か。 これは、雌花。 淡い春の色をしている。つるをくるくる伸ばして、どこにも巻きつく。 こ…

 アケビの雄花&雌花

アケビ(木通、通草)の特徴ある花が咲いている。 これは、雄花。 干しぶどうがぶら下がっているようだ。 雄花の雄しべはふわっと丸まっている。 左上の花で、ドレス風のスカートは「がく片」。 こちらは雌花。 小さいバナナに似た数本の雌しべがついている…

秋の「ヨメナ」と「コブシ」

ヨメナ たぶん「ヨメナ」の仲間だと思う。 花びらの先から紫色のグラデーションになっていて、繊細な色に見とれてしまう。 コブシ でこぼこした不思議な形の実。 「握りこぶし」から名前がついたという説もある。 太陽が当たるところから赤く色づく。 春先に…

今年のズミの実は少ない

ズミの実。 「酢実」と書くくらい、酸っぱい実だそうだ。 ズミの実のつきが今年はよくない。 いつもなら小鳥たちがうるさいほど集まってパーティーを始めるのに……。 ズミだけではない。ムラサキシキブの実なんか、ほとんどついていない。

「明治の森・黒磯」のコスモス

「明治の森・黒磯」。 「青木邸」に向かう道は、まさに “明治” の “森” の雰囲気がある。 コスモスは開き始めたばかり。 まだ、ツボミだらけ。 今年は花付きが例年ほど多くはなさそう。 ほかの木の花や実も今年は少なく感じる。

チダケサシがツンツン伸びる夏

乳茸刺=チダケサシ こんな漢字を書く。 チダケ(乳茸・チチタケ)というキノコを採ったときに、この茎に刺して持ち帰ったそうだ。 はなびらは「ヘラ」のような形をしている。 遠くからは目立たない花だが、近寄ってみると複雑で美しい。 この花は、おしべの…

トンボ、アケビ ……

このごろ、トンボをよく見かける。 今日は大きなオニヤンマを見た。 虫コブ。 さまざまな虫が、植物に寄生することでできるらしい。 オッと驚くような美しいものもあり、そうでないものもあり……。 もうアケビがこんなに育っている。

ヤマボウシとコゴメウツギ

ヤマボウシ(山法師)。 花の色は、白、薄いピンク、濃いピンク、白とピンク混ざり、クリーム色、などいろいろある。 法師の頭はまるで仏様の「螺髪(らほつ)」にそっくりのパーマ型。 だから「山法師」と名がついたらしい。 コゴメウツギ(小米空木)。 今…

赤松林のアジサイは・・・。おまけにツバメ。

那須街道の赤松林。 この季節、アジサイ街道になる。 道路脇の草が刈られていた。 現在、アジサイがこのくらい咲いている。 これからが、見頃。 那須高原SA(上り線)のツバメ。 ツバメたちは、入れ替わり立ち替わりやってくる。頬から喉にかけての赤さが目…

さわやかな「ヤマフジ」の色

花房が短くて、一つの花房の全体が同時に開花している。 ……だから、「フジ」ではなく、「ヤマフジ」だと思う。 今年はヤマフジが目立っている。 そういえば、「クマ」出没情報も目立つ。 那須で、4月と5月に一回ずつ。 6月に入ってからはもう三回も目撃され…

那須街道沿いの赤松林

那須街道入口から始まる、国有林の赤松林。 ここは、2km続く遊歩道の起点。 松の根元にはこんなにユリが育っている。 見事に咲くのが楽しみ。 見上げるホウノキには蕾。 樹高にふさわしい巨大な花が咲く。

八幡平 ツツジの競演

レンゲツツジ レンゲツツジ レンゲツツジ ベニサラサドウダン

きょうの八幡平 ツツジ群落

レンゲツツジのオレンジ色が日に映える。 樹によってオレンジも微妙に異なる。 茶臼岳が見える。 ヤマツツジはそろそろ終わり。 遊歩道の工事中で、いつものようには歩けない。 サラサドウダンが最盛期。 色に濃淡があり、それぞれ華やかに開いている。 ハル…

なすの野・トンネル

タンポポの野。 花をひっくり返して見ると、これは西洋タンポポだった。 緑のトンネル。 こちらは日の射すトンネル。 今の季節、那須は緑のトンネルがどこにもかしこにもある。

いちめんのなのはな いちめんのなのはな 「明治の森・黒磯」

遠い林と手前の畑のあいだを一本の黄色いスジが横切る。これが、菜の花畑。 道の駅「明治の森・黒磯」の「ハンナガーデン」は、いま菜の花が見頃。 山村暮鳥を思い出す。 いちめんのなのはな いちめんのなのはな いちめんのなのはな いちめんのなのはな いち…