「那須野ゼロポイント」を示す道ばたの幟。
◯北緯37度線と東経140度線の交点・那須野ゼロポイント
- ゼロポイントとは、緯度線と経度線が0分0秒でピッタリ交わった地点のことで、国内で39カ所、関東では3カ所しかない。
- 日本は山岳地帯が多いのでゼロポイントに立つのはとても難しい。
- この「栃木県那須塩原市青木ゼロポイント」は北緯37度・東経140度で、人が立ち入りできる、とても珍しい地点になるそうだ。
この写真は、道の駅「明治の森・黒磯」の駐車場にある説明板。
この地図にゼロポイントが示されている。
◯ゼロポイントへの行き方
- 道の駅「明治の森・黒磯」から、黒磯方面に向かって、すぐの青木交差点を左折。
- しばらく行くと、幟が見えてくる。道の右側にゼロポイントがある。
- 駐車場はないようだが、道路の左側が広くなっているのでそこに停められる。
ゼロポイントへ向かう道から見た標柱。
標柱の右脇に切株があり、経線と緯線の交点が刻まれている。
道は雨の後でぬかるんでいた。
エドヒガンザクラのそばに立つ柱。
自然のままを残すように造られた周囲は、とても静かで美しい。
自然でありしかも美しくあるために、たくさんの人々がたゆまず手入れをしていると思われる。
この切株がゼロポイント。
北方向を指すNの線が東経140度線。
直角に交わる線が北緯37度線。
桜の花びらが散っていた。
説明コーナー。
ゼロポイントが出来た経緯や、紹介する新聞、北緯37度線が通る世界の地図などが展示されている。
ゼロポイントのある場所から北方向を見ると、桜の並木が満開だった。
このあたりは、以前は牧場だったのだろうか。
あの懐かしい香り(!?)がしていた。