標高1,230mの沼原湿原を歩く
沼原湿原は、那須連山の西にある。
ずっと以前に行ったときは、ガタボコ道を急角度で上ったため、車の冷却水の温度が上昇しすぎて停車して冷ましたことがあった。
今は道も格段に整備されている。
駐車場から湿原までは、山道を500mほど歩く。
湿原には木道が巡っていて、約30分程で一周できる。
これは「ヤマアワ?」
淡い褐色の穂がたくさんついている。
こちらは「アブラガヤ?」
穂が重そうに実っている。
湿原の景観
木道の様子や、深山ダムや三斗小屋温泉への道を案内している。
木道の下、ぬかるんだところはいのしし?のような足跡がたくさん。木道をくぐって行ったり来たりしているようなので、鹿ではなく背の低いいのししなのかな。
この辺りにはツキノワグマやニホンザルが出没するとのこと。クマではなさそう。
沼原調整池は水が空っぽに見える。
この調整池は、揚水式発電のための貯水池。1969年(昭和44年)に完成した。
揚水式発電施設としての施設高低差500 m超を世界で初めて達成した池だとのこと。