「アウシュヴィッツ平和博物館」は、栃木県
塩谷町からここ福島県白河市に移転してきた。
板目の美しいこの建物は、茨城県玉里村の民家
を移築したものだそうだ。
サルスベリの花が盛りだった。
アウシュヴィッツ強制収容所の成立・強制連行
・ガス室・人体実験・抵抗運動・証拠隠滅
・収容所の解放などの資料が展示されている。
人間がどこまで冷酷になれるかを実証した場所
ではあるが、また最後まで人間としての誇りを
貫き通した人たちもいた場所である。
ポーランド国立オシフィエンチム博物館から
借りた囚人服、犠牲者の遺品、記録写真などが
並ぶ。
「アンネ・フランク・ギャラリー」
アンネ・フランクはナチスドイツのユダヤ人
迫害を逃れて２年以上を隠れ家で暮らした。
そして、強制収容所が解放される１ヵ月前の
1945年3月に収容所で15歳の生涯を終えた。
貨車内・特別企画展「子どもの目に映った戦争」
日本の貨車を改装した展示室だが、はじめは
「強制連行に使われたもの・・・！」
と思ってしまった。
「アウシュヴィッツ平和博物館」
所在地 福島県白河市白坂三輪台245
電話 0248-28-2108
http://www.am-j.or.jp/index2.htm
（館内は撮影禁止でしたが、受付の方にお願いして
雰囲気ならという許可をいただきました）
「アウシュヴィッツ平和博物館」
