「ゆりパーク」の入口。
ハンターマウンテンスキー場のゲレンデは、夏になるとユリの花畑に変身する。標高約1300メートル、広さ約９ヘクタール。50種類、約400万輪のユリが咲く。
「プルネロ」
[ユリたちの母種は日本]
江戸時代末期、ドイツ人のシーボルトが日本のカノコユリの球根をベルギーに持ち帰った。同じ頃、英国のジョン・グールド・ヴィーチは日本のヤマユリの球根を自国に持ち帰り栽培した。日本原産のユリから作ら
れる「現代のユリ」オリエンタルハイブリットは、このカノコユリやヤマユリが母種となってたくさんの品種が生まれた。
（ゆりパークの説明板より）
ヒヨドリバナに止まって羽を広げるアサギマダラ。浅葱色のマダラ模様を持つ蝶。種名sitaは、古代インドの農業を守る女神の名前からついたそうだ。
白樺林の中に広がるユリ。ロープウェイではユリは見えない。フラワーリフトに乗って眼下に広がるユリの大群を見ながら上る。
上からは緩い坂道を下る。木材チップが敷いてあり歩きやすい。券売所のリフト券は「上り」しかないのが不思議だった。上ってみて納得した。元気だったら花の中を歩いて下ることをお勧めする。
（上にいけば「下り」券がある）
9ヘクタールの巨大な広さは、行った人だけの実感！
ハンターマウンテン「ゆりパーク」
〒329-2922 栃木県那須塩原市湯本塩原字前黒
TEL：0287-32-4580
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