湯津上館「産金の歴史」なす風土記の丘資料館


栃木県立なす風土記の丘資料館 湯津上館で開催中の「産金の歴史」を見た。
那須地域は日本初の金産出地とされている。奈良時代に国の直営で産金が行われていた。砂金の採取方法は「ゆりがね」と呼ばれ、木製の板に砂金の含まれた土砂をのせ水洗いしながら比重の重い砂金が板に残るのを採った。



那須地域の金は奈良の東大寺盧舎那仏への鍍金に利用されたともいわれる。昭和29年(1954)くらいまで鉱山があり坑道なども確認されている。




湯津上館の庭に咲くイヌサフラン


企画展は11月23日まで。

  • 栃木県立なす風土記の丘資料館 湯津上館
    • 栃木県大田原市湯津上192番地
    • TEL 0287-98-3322