「東北本線 豊原駅」秘境駅のひとつ?



豊原駅は栃木県と福島県の境にあり、関東地方では最北の駅になる。駅舎は木造で無人駅。ウィキペディアによると2008年度の1日の平均乗車人員は55人。
秘境駅ランキングのなかにも入っているそうだ。





無人駅だからホームに入ろうと思えば入れるが、柵の外側から見ることにした。間もなく2番線に下り郡山行きが来た。降りた人は1人。乗った人はゼロ。


黒磯 - 高久 - 黒田原 - 豊原(栃木県) - 白坂(福島県)- 新白河 - 白河





時刻表を調べて行ったわけではないが、幸運なことに直後に1番線に上り黒磯行きがやってきた。乗降客はゼロだった。
図らずも上下両方の電車を見ることができた。


<駅名に歴史あり!>

  • 1887年(明治20年)豊原駅(とよはらえき)として開業。
  • 1907年(明治40年)に樺太で同名の豊原駅が開業し、1920年に台湾にも豊原駅ができたため、1925年(大正14年)に下野豊原駅(しもずけとよはらえき)に改称となった。
  • 1945年(昭和20年)、樺太の豊原駅へはソ連軍が侵攻し、また台湾は中華民国に接収されたため、1948年にふたたびもとの豊原駅(とよはらえき)に戻された。(ウィキペディア