宇都宮市にあるカトリック「松が峰教会」。大谷石建築としては現存する最大級の建物。
1932年(昭和7年)に完成したときは、畳敷きの聖堂だったそうだ。
鉄筋コンクリート(一部木造)造り。外壁に宇都宮特産の大谷石を使っている。
1945年、空襲により罹災、その後も修理を繰りかえし、いまは信徒会館と司祭館の建て替え工事を行っている。
正面が1978(昭和53)年に設置されたパイプオルガン。
パイプの総数1244本の堂々たる姿。
1998年、国の登録有形文化財に指定された。
そのことを記した銘板。
大谷石の柱の質感がいい。
玄関のステンドグラス。
聖堂両側にアーチを描く窓。
外の明かりがガラスを通して差しこみ、この色を生じる。
祈りの色に思える。
- 松が峰教会
- 栃木県宇都宮市松が峰1-1-5
- 聖堂、敷地内の見学は自由