会津若松七日町への旅 <3>


レトロな建物 会津若松七日町



街灯の下の飾りには、野口英世
ひょうきんな顔をしている。


緑の帽子をかぶった街灯のデザインも粋。







「福西本店」


福西家は、江戸後期には商人として、幕末には会津藩の御用達として、明治にはさまざまな物産を扱う問屋業として活躍した。その後、会津銀行、電力会社などを興したが、現在は観光施設となっている。


福西本店の建築は大正の初めごろ。


黒漆喰に赤瓦で昔の豪商の面影が残っている。
黒漆喰は、漆喰に松煙墨を加えて材料にし、壁一面をムラなく漆黒に磨き上げる非常に高度な技術を必要とする。


隣の蔵にも黒漆喰が使われていて、その財力が感じられる。



「會津壹番館」が蔵の左に写っている。



(つづく)