信州への旅-4(最終回)


大糸線有明駅」。
以前は夜行急行列車すべてが停車し、北アルプスの登山口としてにぎわったという。いまは赤いポストが人待ち顔。
ウィキペディアによると、2009年の乗車人員が一日につき213人というカワイイ無人駅。



有明駅表札。



有明美術館へ向かう途中、耳塚あたり。

《耳塚の由来》
昔、有明山の山麓に八面大王という鬼が住み悪さの限りを尽くした。坂上田村麿が八面大王を退治し、その耳を埋めた所が「有明の耳塚」であるという民話が残っている。



有明美術館}
櫟林に囲まれた私立美術館。
駅から離れているけれど、次々人が訪れる。



創立30年記念特別企画展
「島崎蓊助展」-セピアに込めた執着と解放-
島崎蓊助(おうすけ)は島崎藤村の三男。セピア色の風景画が並んでいる部屋は、突然不思議の国に入ったようで心が静まる。
メモや日記やスケッチの展示もあった。二階は展示のほかに書庫となっていて美術関係、文学全集など多数あり自由に読むことができる。

(室内写真は許可をいただいた)


信州への旅---終わり