「北邦野草園」北海道 上川郡<その 2 >



エンレイソウ 延齢草





オオバナノエンレイソウ 大花延齢草





エゾレイジンソウ 蝦夷伶人





チシマフウロ 千島風





ルイヨウボタン 類葉牡丹





ズダヤクシュ 喘息薬種





「チセ」(アイヌの住居) 窓の外から部屋の中を見る

野草園はアイヌが聖なる地とする嵐山にあるので、北方民族の文化や歴史を紹介する「チセ」(伝統的なアイヌ住居)や、「トイレ」を復元展示している。
カヤで屋根と壁をつくり、大きな炉をきり周りには枯れ草を敷き、ガマなどで編んだ茣蓙を敷いていた・・と、説明文があった。





窓の外 北邦野草園の風景
アイヌ住居の窓は入口から見て奥壁に一つ、右手に一つあるのが普通。これは右手の窓。カヤの壁によって切り取られた景色が見事!

冬は寒かっただろうと思ってネット検索をしたら、防寒対策バッチリの仕組みがあったらしい。一年中、夏も炉に火を絶やさず燃やすことで土間床が蓄熱する。土間に葦を敷き、その上にカヤを置き、その上に蒲の葉で編んだ敷物を敷く。そのほか、出入口、屋根、窓などに工夫をしたチセは、「床暖房つきの優れた住宅」だったという。



(「北邦野草園」北海道 上川郡>