会津若松七日町への旅 <5>


レトロな建物 会津若松七日町



会津若松市役所。


玄関入口の上部は半円形(ロマネスクアーチ)で楔形を組み、上からの重さをわきへ逃がしているデザイン。


右の窓枠や、上の装飾も美しい。







正面。


1937(昭和12)年に完成し、ジャスト80年たった今年も現役で活躍している。



3階建て(一部4階)で当時では珍しかった鉄筋コンクリート造り。









壁面の装飾はロンバルディア・バンドといい、ロマネスク建築装飾を伝えているそうだ。


窓と窓のあいだにある三本柱の存在感も大きい。


離れて見るとなかなか重厚で、ここに用事がある場合、建物を見るのも楽しみの一つになりそうだ。


ちょうど車いすの方が訪問していた。
各所にスロープや車いす用のカウンターもあるということで、建物は80年経っていても便利に使えるための心配りがある。




(つづく)