会津若松七日町への旅 <6>


レトロな建物 会津若松七日町



現・四ツ角大正館 = 旧・郡山商業銀行若松支店


大町四つ角にある。
この四つ角は、江戸時代の会津五街道の起点とされ道路原標がある。


1921(大正10)年に建築。








正面玄関の一番高いところにあるエンブレムが厳めしい。


大町四ッ角中央商店街振興組合のページにはこのような説明がある。


「大町四ッ角 〜城下町特有の変則十字路〜」

  • 会津若松は古くからの城下町で、道路にも様々な工夫がなされていました。市街地の鶴ヶ城へと続く道には、わざと道をうねらせたクランクがあります。これは前方(お城)への見通しを悪くし、敵が攻めてきたときに備えた策です。


説明の通り、四つ角大正館の前の道も真っ直ぐ交差していない。






白木屋漆器


1914(大正3)年竣工。


ルネッサンス様式を取り入れた会津初の洋風建築。木造で土蔵造三階建て、当時は低い街なみの中で目立った存在だったそうだ。


白木屋の歴史ページによると < 当時、「わた」、あるいは「わたの木」意味する「棉」の字が良く使われましたので、その字を分解して「白木」と洒落たのでしょう。それで白木屋の屋号を名乗りました。正しくは“しろきや”と読みます。「白生地」とも掛けてたのですね。> とある。



(つづく)