レトロな建物 会津若松七日町
1927年(昭和2)に建てられた。
鉄筋コンクリート造り2階建て。
6本の円柱の上には渦巻きの装飾があり、ギリシャ神殿のようだ。
当時は一階に営業室、二階に支店長室と応接室、会議室があったと言われている。
レオ氏郷南蛮館。
レオ氏郷とは、キリシタン大名だった会津藩主・蒲生氏郷の洗礼名。
二階は蒲生氏郷の資料館で、一階は民芸店だったようだが、今はどちらも閉じている。
装飾窓が美しい。
かつての写真を見ると中央窓枠の下に「レオ氏郷南蛮館」の看板があったが、今はない。
永山陶磁器商店。
1916(大正5)年に建てられた。
木造二階建て。二階の窓と壁は、黒漆喰と白漆喰の対比がきれい。
今も陶器をそろえて営業中。
満田屋。
1834(天保5)年の創業。
味噌蔵を改造した建物。
味噌、漬物、手絞り油、梅などを扱っている。
「みそ田楽」が人気。
(つづく)