信州への旅-2


重要文化財旧開智学校」は松本城の近くにある。
日本で最も古い小学校のひとつで、和風洋風入り交じった校舎。中央に「東西南北」の風見をつけた八角塔がそびえ威風堂々としている。



学校玄関は、1階に波と竜、2階のバルコニーに雲の彫刻が飾られ、登竜門を表現しているとのこと。



講堂。
竹編みの床、きれいな光の射し込むステンドグラス、天井にはシャンデリアととても贅沢にできている。すぐ隣に現在の松本市立開智小学校があり、やはり塔のある建物になっていた。



「旧司祭館」は旧開智学校に隣接している。
1889年(明治22)フランス人の神父・クレマンによって建築され長野県内で現存する最古の西洋館。
説明によると、玄関扉上部に半円形のファンライト、玄関庇には小型なセグメンタルペディメント(半円形櫛形破風)、正面屋根には妻面に意匠を施した切妻屋根など当時の洋風建築の要素を取り入れているそうだ。



旧司祭館の天井から下がるライトは、形も色もいろいろで趣があった。